汗は人体の体温調節を行う機能で、汗をかくことにより熱を発散し、体を冷やす効果があります。顔汗で悩んでいる方は適度な運動を日々していますか?YESという方は違う記事をお読みください。NOと答えた方は運動不足により顔汗が酷くなっている可能性があります。ではなぜ運動不足になると顔汗が酷くなるのでしょうか?
運動不足と汗
汗をかくシチュエーションで一番多いのは運動中ですよね。
運動することにより体全体から汗をかく。これは人間本来の生理現象で、動いた体に熱がたまり、それを汗をかくことにより冷ます体温調節が行われているからです。
普段運動をしていないと、この発汗する機能が正常に働かなくなる恐れがあります。汗腺が正常な働きを忘れてしまい「休眠状態」に陥ってしまうからです。
そんな人がたまに運動をすると、休眠状態からの汗腺は普通の人より活発になり、汗をかきやすくなります。
そして、運動をほとんどしない人は上記の状態が体全体ではなく、顔に集中してしまうからなんです。
運動不足による顔汗の特徴
では何故、顔に集中して汗をかいてしまうのでしょうか。それは人体の体の中で一番体温が高いのが臓器と脳内で、38度にもなるからです。
この熱を生産する臓器、脳内の体温は高く、体全体の皮膚、筋肉などの部位の熱の生産量より多いのが原因です。
運動不足で汗をまったくかかない生活をしていて、急に汗をかくシチュエーションになった場合に、汗をかきやすい顔を重点的に冷やそうとするのはごく自然な事なんです。
発汗作用を正常化しよう!
運動不足により顔汗が普通の人よりかきやすくなるのが分かりましたが、どんな運動をすれば体全体の汗を正常に戻せるのでしょうか?
ということで発汗作用を正常化して顔汗をかきにくくする運動をご紹介します。このような運動で顔汗に集中させず、体全体から汗を出して汗の量を正常に戻しましょう。
有酸素運動
発汗作用を正常にさせるには筋トレなどの部位ごとを動かす運動より、体全体で汗をかくことが重要になります。
なのでウォーキングやランニングなどの有酸素運動で体全体から汗を流し、顔以外の汗腺を開いてあげる事が重要です。
他にもスポーツでは、水泳、ロードバイク、サッカー、フットサル、バスケット、テニスなど。自分の興味がある有酸素運動をすると長続きもしておすすめです。
ヨガ
ヨガは体内、体外ともに正常化を促します。体の筋肉をほぐすことでリラックス効果もあり、じわじわと体全体から汗をかきます。
顔汗をかいてしまう自律神経を正常に戻す点で言うとヨガはかなり有効です。
顔汗を人前でかくのが怖いかたはヨガ教室に通うのは抵抗がありますよね。そんな方はお家で軽くヨガをするのもありだと思います。
まとめ
運動不足により、顔汗が酷いことになる場合があります。
適度な運動で、普段から顔以外の場所の汗をかくことにより顔汗を軽減させましょう。
普段汗をかかない東北地方や北海道の人は気温の変化で汗をかきやすいと言われています。
その他の生活習慣によっても顔汗をかきやすくなってしまいます。
顔汗の原因は冷房かも!?夏のエアコンには要注意!
普段の生活習慣で顔汗の量が増えてしまうのは運動不足の可能性も十分考えられます。顔汗に悩まれているかたは適度な運動を心掛けてみてください。
ダイエットにもなり、顔汗も撃退できるのでおすすめです。